空腹ダイエット法と若返り法 〜 南雲式は本当に良いこと尽くめなのか?

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おやつを我慢する女性

食事の量・回数を減らすことで、健康状態、肉体年齢が大幅に改善されたという南雲吉則先生の実践体験を参考に、独自の空腹ダイエット論と若返り法をまとめてみました。

南雲先生は一日一食の空腹ダイエットを提唱していますが、元々はその空腹ダイエットの効果について確固たる理論があったわけではなく、「食事の量を減らしてみたら体調や血管年齢などの状態がすこぶる改善された」という、南雲先生自身の実践体験によるものからスタートしました。

もちろんその時は、自分自身の体調や血管年齢などの状態が改善したからといっても、まだ「人にこれを勧めていいものだろうか」という迷いはあったそうです。確かに、南雲先生は「医師」という立場ですから、私たち素人のように、気軽に「これ健康にいいよ」とは勧められませんからね。

しかしその後、「食事の量を4割減らした動物のほうが長生きする」といった実験結果などが出て、サーチュイン遺伝子(延命遺伝子・長寿遺伝子などとも呼ばれる)の存在が発見され、注目を集めるようになりました。

つまり南雲先生は、自分でも無意識のうちに、一日一食の空腹ダイエットによってサーチュイン遺伝子を活性化させていたというわけです。自身の体験結果と、サーチュイン遺伝子の発見・・・この2本柱ができたことによって、南雲先生は自分の理論に間違いがないと確信したのでしょう。

空腹ダイエットの理論を簡単に言うと

減量の効果を確かめる

さて、空腹ダイエットの理論とは具体的にどういうものなのかというと、簡単に言えば「食事量を減らすことでサーチュイン遺伝子が活性化すると、少ない量の食事からでも栄養を完全に吸収するようになる。さらに、食事量が少ない分内臓への負担も軽減され、サーチュイン遺伝子とのダブル効果によって、健康・若返りが期待できる」といったところでしょうか。


空腹ダイエットの理論を受け入れられない人へ

そんなわけで空腹ダイエットは、健康にも美容にも嬉しい効果が期待できるのですが、これまでの「一日三食が健康的な食生活の理想」という考え方とは間逆なため、その理論を受け入れられないという人も少なくありません。

ですが、少し考えてみて下さい。メタボだの高血圧だのといった生活習慣病が国民的な大問題になってきたのは、それこそここ最近の話です。数十年前にはメタボなんて言葉自体が無かったのですから。近年の生活習慣病の多発は「健康的だと思っていた一日三食生活のひずみが、今になって出てきた結果」だという可能性は否定できないのではないでしょうか。

空腹ダイエットは幸いにも「一度始めてしまったら、二度とやめることができない」などというタイプのダイエットではありません。ですから今、少しでも健康や美容面で気になることがある人は、だまされたと思って短期間だけでも一度試してみてはいかがでしょうか。

それで効果が出てきたらもうけもの、という気持ちで。もし、「空腹ダイエットによって、かえって不健康になった」などといったまずい傾向が出てきたら、その時は元に戻せばいいだけですから、気楽な気持ちでチャレンジしてみましょう。

空腹ダイエットで期待できる減量への効果

ダイエットを夢見る女性

空腹ダイエットで期待できる効果は、まずは当たり前の話ですが「やせられる」ということ。これはダイエットとして絶対に「ないと困る」効果ですよね。

しかし、空腹ダイエットに期待できる効果はそれだけではありません。何と空腹ダイエットは、「体の老化を遅らせたり、すでに老化が進んでいる肉体を若返らせる」ということまで期待できるというのです。しかしその根拠は、一体どこにあるのでしょうか?

サルの研究で分かった、食事制限による延命効果

空腹ダイエットの効果を裏付けるものとして、面白いデータがあります。それは2009年にアメリカのウィスコンシン大学などのチームがまとめた、アカゲザルのカロリー制限による延命効果の調査結果です。

この調査は、20年にもわたってアカゲザルにカロリー制限を加えて調べたという、かなり本格的な調査なのですが、その結果、標準どおりのカロリー摂取をしてきたアカゲザルと、標準よりも30%少ないカロリー摂取をしてきたアカゲザルとでは、見た目の若々しさも、老後の健康状態にも大きな差が出たのです。

標準どおりのカロリー摂取を続けてきたグループのサルは見た目も老けた印象が強く、さらに癌や糖尿病・心臓病などといった病気にも見舞われるケースが多いのに対し、カロリー制限をされてきたグループのサルは若々しく、多くが病気などにも見舞われずに済んでいるという結果になりました。

この調査が発表された2007年7月時点で、生き残ったサルは全員27歳以上でしたが、その内訳は「標準カロリー摂取グループは38匹中、生き残りは24匹」というのに対し、「摂取カロリー制限グループは38匹中、生き残りは33匹」という大差となったのです。この結果を見れば「食事制限が延命効果を生み出した」と考えるのが自然と言えるでしょう。

この調査結果はマウス等、人間とは遠い関係の生物での実験ではなく、かなり人間と近い関係にある霊長類での調査結果なので、相当信憑性が高いとされています。

やってみる価値はある、空腹ダイエット

そんなわけで空腹ダイエットの効果は、サルの段階までは「ほぼ証明された」と言っても過言ではない状態に来ています。人間の空腹ダイエットの歴史はまだまだ浅いので、今でも反論が多い部分もあるのですが、「一日一食空腹ダイエット」を提唱している南雲先生も、自身が実践して健康と若々しさを取り戻したという自負があるからこそ勧めているわけです。

人間と体の仕組みが似たサルで効果が証明され、さらに人の体のメカニズムを知り尽くした医師までもが勧めるダイエット法だからこそ、一度は試してみる価値があるのではないでしょうか。

ダイエットだけでない一日一食の効果

南雲先生が提唱する一日一食の空腹ダイエットの効果って、何だと思いますか?無理なくダイエットできること?もちろん、それは当然です。ですが一日一食の空腹ダイエットのすごいところは、「ダイエット効果だけにとどまらない、他の効果まで期待できる」というところなんですよ。

一日一食の空腹ダイエットで、気になる「ニオイ」まで軽減!

一日一食の空腹ダイエットで期待できる「ダイエット以外の効果」として真っ先に挙げられるのは、「体臭などの気になるニオイが軽減される」という点でしょう。たとえ、元々体臭が気になる体質の人であったとしても、一日一食の空腹ダイエットを始めてからおおむね一週間ぐらいたつと、体臭をほとんど感じなくなるレベルまで軽減されるケースが多いんですよ。

なぜこんな夢のようなニオイ軽減効果があるのかというと・・・そもそも人の体は、血中コレステロールが多いと男性ホルモンが活発化し、べたっとした皮脂がたっぷりと出てしまい、そこにブドウ球菌などの雑菌が繁殖して、ニオイのきつい体臭を放ってしまうというメカニズムを持っているんですよね。

ところが一日一食の空腹ダイエットでは、食事量が自然に減る分血中コレステロールも下がるので、皮脂が大量に出るようなことは無くなるというわけです。これは嬉しい効果ですね!

一日一食の空腹ダイエットでお肌もツルツル!?

一日一食の空腹ダイエットで血中コレステロールが下がり、べったりした皮脂が出なくなると、自然とニキビの発生率も下がります。だからこれまでニキビの発生に悩んでいた人も、一日一食の空腹ダイエットをするだけで、その悩みから開放される希望が持てるというわけですね。

ニキビのないツルツルの肌に憧れる人は、この空腹ダイエットを試してみる価値があると思います!

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