LIFEのBOOK ほぼ日手帳2016に掲載していただいています。

News, 2015/09

ほぼ日手帳2016

ほぼ日手帳2016

LIFEのBOOK ほぼ日手帳2016の「ものを作って生きる4人の”LIFE”」に載せていただいています。アトリエでの制作風景などがご覧いただけます。

私が作品に使う素材として金属が好きな理由は、それが「地球の素材」だからです。火で溶け再生可能です。外でほうっておくと錆びて土にかえります。太陽の下に直射日光を受けているとものすごく熱くなりますが、室内にあれば外気の温度に影響されず常にひんやりとしています。そのマイペースな感じ、自然とともにある素材感が好きです。そして鋼材という規格品の鉄の姿は無駄なく美しい。鉄以外に私が好んで使うのは、銅とガラス。これも火に溶け再生可能。

物を作る時、どうしてもゴミが出てしまいます。でも、私の作品が出来上がる事で、せっかくの素材が無駄にならないように、と、出来るだけリサイクル可能な元素記号で表されるようなシンプルな素材を使い、丁寧に仕事をするようにしています。

そして私が最近テーマにしているのは、私たちの先人達が発明した緯度経度の座標と人の記憶。大地と人の関係性や、アイデンティティーについて、まさにLIFEについて考えています。作品を作る過程で、様々な人の話を聞いたり、暮らしぶりを知ったり、知らない文化に出会ったりして”LIFE”を感じる時、「生きている」事が何よりも美しいんだな、と感じます。いろんな「美」がありますが、私は「生きている」事自体が何よりも強烈な「美」だと感じ、また「地球」をもっと身近に感じられるような「場」や「物」をつくりたいと思っています。


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